Faq
製品について
Q
動物性油の取り扱いはありますか?
A
申し訳ございませんが、弊社は植物油を専門に取り扱っており、動物性油の取扱いはございません。
Q
植物性油と動物性油の違いを教えてください。
A
採油される原料によって異なります。動物の脂肪組織などから分離したものを動物油脂とよび、豚に由来するラード、牛に由来するタローの他、バターや牛乳から分離される乳脂、魚に由来する魚油があります。
Q
プレミアムオイルとは、どのようなオイルを指しますか?
A
弊社では、菜種油、大豆油をコモディティオイルとよび、それ以外の植物油をプレミアムオイルとよんでいます。詳しくは製品情報をご参照ください。
Q
原料の産地はどこですか?
A
製品によって様々ですが、カナダ、アメリカ、アルゼンチン、メキシコ、ケニア、イスラエル、トルコ、カザフスタン、スペイン、フランス、ベルギー、台湾、中国等20カ国です。私達はより良い原料を世界中で探し続けています。
Q
精製とはなんですか?
A
精製とは、油中のガム質、遊離脂肪酸、色素、有臭成分等の不純物を取除く工程で、使用しやすくしたり、保存性を良くする目的で行います。
Q
エクストラバージンオリーブオイルとオリーブオイル(ピュア)の違いは何ですか?
A
オリーブオイルとは、国際オリーブ協会(IOC)で「オリーブの果実のみから採油されたもので、溶剤の使用、再エステル化等の処理を一切行わずに採油されたオイル。他のいかなる種類のオイルも混入してはならない。」と定められています。その中で、“バージン・オリーブオイル”は「オリーブの果実から機械的または物理的方法により、オイルを変性させない条件下(特に温度条件)で得られたオイルであり、洗浄、デカンテーション、遠心分離、濾過以外の処理を経ていないもの」と定められています。 “バージン・オリーブオイル”は4つのグレードに分けられ、“エクストラバージン・オリーブオイル”は最上位に位置づけられ、酸度(遊離脂肪酸)がオレイン酸換算で100グラム中0.8グラム以下であるものをいいます。 “オリーブオイル”は、精製オリーブオイルに“バージン・オリーブオイル”を配合したものをいいます。現在はピュアとは呼びません。
Q
加熱用とそうでない油がありますが、その違いはなんでしょうか?
A
植物油の約93%は脂肪酸という物質で構成されています。脂肪酸はその種類により熱に強いものと弱いものとがあります。一般的にオレイン酸は熱に強く、α-リノレン酸は熱に弱いと言われています。
Q
油の容器について教えて下さい。
A
金属容器である斗缶やドラム缶、ガラス容器であるガラス瓶、プラスチック容器であるPETボトルやIBCコンテナ、軟包装材であるピロー包装やBIB(バックインボックス)など、使用される環境や用途により様々な形態がありますが、いずれの容器も食品衛生法によって安全なものを使用することとなっています。
Q
油が健康に良いと言われていますが、どのような成分が体の健康に対して良いのでしょうか?
A
植物油には、ヒトの体内では合成されずに食物から摂取する必要がある必須脂肪酸があります。そのため、植物油は単にカロリー源であるだけでなく、ヒトが生きていくために欠かすことの出来ない栄養成分です。例えば、必須脂肪酸の一つであるα-リノレン酸は、血管内に血栓ができるのを抑制する作用や心臓血管系疾患を予防するのに有効性が示唆されています。また、リノール酸は血中コレステロールを下げる作用があるといわれています。この他にも健康に良いと言われている植物油を多数取り扱っていますので、詳細はお気軽に弊社までお問い合わせ頂ければと思います。
Q
異物対策を教えて下さい。
A
異物混入対策の3原則は、「作らない、持ち込まない、取り除く」です。 工場内には持ち込めるものが厳密に定められており、充填工場への入室は、エアシャワーや粘着ローラーなどにより毛髪やほこりを取除いています。また、異物を作らないため、日々の整理整頓、清掃や工場設備の定期点検を実施しています。詳しくは安全・安心への取り組みをご参照ください。
Q
油が酸化しない様にどの様な工夫をしていますか?
A
酸化の要因は、酸素、熱、光です。傷みやすい製品につきましては、ヘッドスペース(容器上部の空間)を窒素置換することで、酸素をなるべく除去しています。また、家庭用商品ではガラス瓶を色付きにしたり、化粧箱にいれることで光を遮断しています。
OEM企画開発について
Q
充填容量はどの程度まで対応可能でしょうか?また、荷姿にはどのような種類がありますでしょうか?
A
- • 家庭用製品: 90g~1500g
- • 加工用・業務用 缶 : 3.5kg、4.5kg、16.5kg
- • 加工用・業務用 ドラム: 181.5kg
- • 加工用・業務用 コンテナ: ~900kg
- • 加工用・業務用 ローリー: 2~15トン
Q
1日の生産ロットはどの程度でしょうか?
A
- Automation(A精製)〜100トン
- Batch(B精製)0.2トン~3.5トン
- Cold Press 150kg~1000kg
- 家庭用製品 :3000本~18000本
- 詳しくは設備紹介をご参照ください。
Q
パッケージングまで可能でしょうか?
A
幅広く対応することが可能です。
Q
パッケージのデザインは可能でしょうか?
A
可能です。長年取り組ませて頂いているパートナー企業様も多くおりますので、色々なご提案が可能です。
Q
検査はどのような体制でおこなっていますでしょうか?
A
詳しくは徹底した品質・衛生管理をご参照ください。
Q
認証規格があれば教えてください。
A
詳しくは認証規格をご参照ください。
Q
油と油を混ぜ合わせて新しい油脂製品を開発することは可能でしょうか?
A
はい、可能です。41種類の植物油から貴社の目的に合わせ、最適なご提案をさせて頂きます。
41種類の植物油の詳細については、製品情報をご参照ください。
Q
問い合わせから納品までどの程度の期間が必要でしょうか?
A
仕様決定後、約1.5ヶ月程度で納品可能と考えておりますが、詳細はお気軽に弊社までお問い合わせ頂ければと思います。 ※原料/資材等の準備が整うことが前提です。
Q
原料資材は支給でも対応可能でしょうか?
A
貴社支給、弊社手配、その両方でも基本対応可能です。詳細はお気軽に弊社までお問い合わせ頂ければと思います。
Q
スポットでも対応して頂けますか?
A
対応可能です、但しお受けする際のロット数に制限もありますので、詳細はお気軽に弊社までお問い合わせ頂ければと思います。
使用方法について
Q
油を使うときに気をつけることと、油のオススメの使い方はありますか?
A
生で摂る油と加熱する油を使い分けて下さい。亜麻仁油やえごま油などのオメガ3系の油は生で摂る油です。例えば、亜麻仁油やえごま油などを使用したドレッシングは、サラダや温野菜など手軽に毎日お使い頂けるのでオススメです。また、綿実油やひまわり油は熱に強く酸化しにくいので、炒め物や揚げ物にオススメです。
Q
使用ずみ油の捨て方を教えてください。
A
市販の凝固材や吸収剤を使用して、燃えるごみとして捨てます。また、水で湿らせた新聞紙や古布などに油を吸わせて捨てます。新聞紙や古布を水で湿らせずに直接油を吸わせると、自然発火する恐れがあるので注意が必要です。
Q
油を流しに捨ててもいいですか?
A
油を流しに捨てることは厳禁です。油を流しに捨てると配水管の詰まりや水質汚染の原因となります。
Q
油の上手な摂り方を教えてください。
A
油の正しい知識を身につけて頂き、食事全体のバランスを考えながらご自身に必要な油を選んで摂って頂くことです。
Q
天ぷらやフライ、唐揚げに合う油はありますか?
A
天ぷら・フライにオススメの油
- ・ひまわり油は、衣が軽くさくさくした食感になります。
- ・綿実油は、コクがあり濃厚な風味になります。
唐揚げにオススメ
- ・落花生油は、香ばしく芳醇な風味になります。
Q
油の保管方法を教えてください。
A
油は光や熱で酸化し劣化します。したがって、光の入らない冷暗所に保管することを推奨致します。
Q
油の賞味期限はどれくらいでしょうか?また、開封後はいつまで使えますか?
A
賞味期限は油の種類によって異なりますが、未開封で1~2年です。
開封後は、1~2ヵ月後を目安になるべくお早めにお使い頂くことを推奨しております。
Q
油がいつものサラサラな状態ではなく、白くドロッとした状態になっていますが、大丈夫ですか?
A
油の種類によっては低温になると白く濁ったり、粒状や固形になり沈殿するものがありますが、油の品質に問題はありません。固まってしまって使いにくい場合は、油を少し温めると元の状態に戻ります。
Q
種類の違う油を混ぜて使っても大丈夫ですか?
A
問題ありません。例えば、老舗天ぷら店や老舗豚カツ店などは種類の違う油を独自の配合で混ぜて使用し、オリジナルの味を作っています。
Q
1日に摂っても良い油の量はどれくらいですか?
A
1日に摂取するカロリーの20~30%を脂質で摂るのが理想的です(日本人の食事摂取基準(2015年版)より)。例えば、1日の摂取カロリーが2000kcalの場合は脂質の摂取量は約45g~67gとなります。これらは肉や加工食品に含まれる「見えない油」も含みますので、サラダにかけたりする「見える油」の量は食事の内容にもよりますが、大体大さじ1杯程度になります。なお、オメガ3系の油(n-3系脂肪酸)も摂取基準が定められています。
Q
揚げ物をした油は、保存しておいてもう一度使えますか?
A
一度使用した油は酸化が進んでいるので、できれば1回ごとに油を取り替えることを推奨致します。